地底たる謎の研究室

3000km深から愛をこめて

ぽとんと水晶玉 の検索結果:

おもちゃのヒヨコ

…の物語の続きです。 ぽとんと水晶玉が目の前に出された。さらにぽとん。さらにぽとん。合計3個のほとんど水晶玉だった。いや、ほとんどというより全てだ。ぽとんとほとんど。 よく見ると微妙にそれらの水晶玉の輝き方が異なっていた。一個はほんのりと青色、次の一個はほんのりと黄色、そして最後の一個はほんのりと赤色だった。「さあ、占うわよ。水晶玉をよく見て」 僕はじっとその3つの水晶玉を見ていた。「ふふん、なるほどね。そういうことなのね」 占い師の彼女は、ひとりそうつぶやいた。「思った通り。…

ぽとんと水晶玉

題名:ぽとんと水晶玉報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 先ほどまで路地の奥にいたと思っていたその占い師は、気配なく僕の背後に立ち、「あなたを占わなければならないの….」と告げた。そのカゴメカゴメな状態にケチャップしたが、実際はマヨネーズだった。「あなた、そのエコバックに入っているの…、間違いなく恋マヨネーズよね」「はい、濃いマヨネーズですけど…」「で、それで、その字の変換は、故意なの、それとも過失なの、と問いたいわけよ、わたしは」「故意です」「でもさ、恋マヨネー…